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吉川英治の「平の将門」を購入してみました♪

歴史小説といってもいろいろあるわけですが、その中でも有名な作家といえば吉川英治ですよね。

署名な作品でいえば、「三国志」・「宮本武蔵」・「新・平家物語」・「私本太平記」などなど他にもたくさんあります。

そんな吉川英治の作品の中でもマイナーな作品かもしれませんが、私は「平の将門」という作品が大好きなんです。

その作品では、もちろん主人公は平将門です。

平将門といえば、どうしても否定的な扱いを受けることが多い存在ですよね。

いわゆる、逆賊的な扱いを受ける立場の人間です。

しかし、よくよく考えてみるとはたして平将門はほんとうに悪人だったのか。

という疑問にぶち当たるわけです。

たとえば、平将門の本拠地である茨城県の猿島付近では最近まで平将門のことを「将門さま」と呼んで畏敬の念というよりも親しみを込めてそう呼んでいる人が多かったんだそうです。

それは何を意味するかと申しますと、当時の関東は中央である近畿に比べて異端の地であったということを考えなければいけません。

強烈な支配が行われ、年貢の取り立ても厳しく、都へ年貢を運ぶのも一苦労なわけです。

ですので、この平将門の反乱というものは、ある意味では起こるべくして起こった、とも言えるわけです。

起こるべくして起こった、その首領に血筋のある将門が選ばれたという考え方もできます(平将門は桓武平氏)。

また、平将門といえば、その怨念でも注目を集めています。

各地に首塚があることでもその怨念の影響について考えられます。

他に同じ時代の怨念と申しますと、菅原道真の件もありますよね。

彼は九州に左遷されることによって、怨念が生まれた、とされています。

このことを考えると、やはり気持ち的に権力者側(朝廷)がある程度罪の意識を持っているということが言えます。

平将門の件に対しても、やはり権力者側が何らかの罪の意識を考えていたからこそ「怨念」という概念が生まれたのではないでしょうか。

そこで、吉川英治の「平の将門」ですが、非常に人間味あふれる感じに描かれています。

周りに流されやすく、反逆者や逆賊、悪人、といった感じではとらえていないんです。

とても好意が持てる作品となっていますよ♪多少、平将門が軟弱な人間として描かれていますが、ある意味では新鮮にとらえることができる作品といえそうです★気になった方は是非チェックしてみてくださいね♪(^^)

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